OBSマイク設定診断|ノイズゲート・コンプレッサー・リミッターの目安を提案
OBSの音量メーターの値を入力して、マイクフィルター設定の初期値と調整方法を確認できます。
マイクの無言時・普通の声・大声を、それぞれ同じ入力音量で測定します。dBFSは通常マイナス値で、0 dBFSに近づくほど大きな音です。数値はフィルター設定前の目安です。
ノイズゲート・コンプレッサーなどの意味を見る
- dBFS(デシベル・フルスケール)
- OBSのデジタル音量の基準。0 dBFSが上限で、例:-6 dBFSは-20 dBFSより大きい音です。
- ノイズ抑制
- PCファンなどの背景雑音を抑えるフィルター。設定によって声質が変わることがあります。
- ノイズゲートの開放しきい値 / 閉鎖しきい値
- 声が十分大きいときに音を通し、静かになったら閉じる境界値です。開放しきい値の方を高く設定します。
- コンプレッサー(しきい値 / 比率)
- 大きな声を一定割合で抑え、声量差を小さくします。比率3:1はしきい値を超えた音の増分を約3分の1にします。
- リミッター(しきい値)
- 出力が一定値を超えにくいように抑える最後の安全策。ただし録音前段で発生した音割れは修復できません。
- どこで設定する?
- OBS「音声ミキサー」から対象マイクのメニューを開き、「フィルタ」で追加します。各フィルター名はOBSの日本語表記に合わせています。
入力値はブラウザ内で計算し、外部サーバーへ送信しません。診断結果は設定の目安です。OBSの統計・ログやテスト配信で実際の動作を確認してください。
OBSのマイク音量・ノイズ対策を設定するための無料診断ツール
OBS Studioで配信や録画をするとき、「自分の声が小さい」「キーボード音やPCファンが気になる」「叫ぶと音割れする」といったマイクの悩みはよくあります。OBSマイク設定診断は、OBSの音声ミキサーに表示される音量をもとに、ノイズゲート・コンプレッサー・リミッターの設定を試し始める数値を提案する無料ツールです。
無言時・普通に話したとき・大きな声を出したときの音量と、ノイズの種類、困りごとを入力すると、確認すべき項目とフィルター調整のヒントが表示されます。マイクの音を自動録音・解析する仕組みではなく、入力した値をブラウザ内で計算します。OBSの設定自体を自動変更する機能もありません。
OBSマイク設定診断の使い方
1. OBSの音声ミキサーで3種類の音量を確認する
OBSの「音声ミキサー」で対象のマイクを確認し、無言時の最大レベル、普通の声の最大レベル、大きな声の最大レベルをdBFSで入力します。マイクの位置や入力ゲインを変えず、同じ環境で測るのがポイントです。フィルターの影響を受けた値では診断結果が変わるため、できるだけフィルター適用前の音量を参考にしてください。
dBFSはデジタル音量を表す単位で、0dBFSが上限です。数値は通常マイナスで表示され、例えば-6dBFSは-20dBFSより大きな音です。入力する値は「無言時 < 普通の声 ≦ 大声」の順になるよう確認してください。
2. 気になるノイズと困りごとを選ぶ
ノイズの種類は「PCファン・エアコンなど連続音」「キーボード・打鍵音」「目立ったノイズなし」から選びます。困りごとは「雑音を減らしたい」「声が小さい」「声が割れる・大きすぎる」「音量差が大きい」から選択してください。音の問題によって、先に確認すべき設定が変わります。
3. 診断してOBSで少しずつ調整する
「診断する」を押すと、フィルターの開始値と調整手順が表示されます。結果は「結果をコピー」でテキストとしてコピーでき、「初期値に戻す」で入力を戻せます。コピー機能の利用可否はブラウザの権限などに依存します。
診断結果の見方:3つの音声フィルター
ノイズゲート:開放しきい値と閉鎖しきい値
ノイズゲートは、音量が一定以下のときにマイクの音を通さないようにする機能です。開放しきい値は音を通し始める基準、閉鎖しきい値は再び音を閉じる基準です。一般に開放しきい値を閉鎖しきい値より高く設定します。値を厳しくしすぎると、小声や語尾まで消えるため注意してください。
コンプレッサー:しきい値と比率
コンプレッサーは、一定以上の大きな声を抑え、普通の声と大声の差を整えるためのフィルターです。しきい値は圧縮が始まる音量の基準、比率3:1はしきい値を超えた音量の増加分をおおむね3分の1にする設定です。本ツールはアタックタイム6ms、リリースタイム120msも開始例として案内します。声質に合うか実際に聴いて調整してください。
リミッター:しきい値
リミッターは、声が急に大きくなったときに出力レベルを抑えるためのフィルターです。本ツールは-3dBを開始目安として提示します。ただし、マイク本体やOSの入力段階ですでに発生した音割れは、OBSのリミッターでは元に戻せません。音が割れるときは入力ゲインも確認しましょう。
具体例:無言時-48dBFS、普通の声-17dBFS、大声-6dBFS
例えば「無言時-48dBFS/普通の声-17dBFS/大声-6dBFS/連続音が気になる/雑音を減らしたい」を入力すると、ノイズゲートの開始目安は開放-40dB・閉鎖-45dBです。コンプレッサーはしきい値-21dB・比率3:1、リミッターはしきい値-3dBと表示され、声と環境音の差は31.0dBです。
この例では、連続した背景音に対してOBSのノイズ抑制(RNNoiseなど)を試す手順も案内されます。フィルターの順番は「ノイズ抑制 → 必要に応じてノイズゲート → コンプレッサー → リミッター」が一例です。数値は誰にでも通用する正解ではなく、録音して実際の声を確認するための出発点です。
OBSで設定するときの注意点
OBSの「音声ミキサー」で対象マイクのメニューを開き、「フィルタ」から必要な音声フィルターを追加します。表示されるメニュー名や配置はOBSのバージョンによって異なる場合があります。ノイズゲートを強く設定しても、発話中に鳴るキーボード音を完全に消せるわけではありません。マイクの向き・距離、室内の環境音、入力ゲインなども合わせて見直してください。
声と環境音の差が小さい場合、フィルターだけで解決しようとせず、まず収音環境を調整しましょう。設定後は短く録音して、無言時・小声・普通の声・大声を順に試し、聞こえ方や音割れを確かめてください。本ツールに入力した値は診断のために外部サーバーへ送信されません。
よくある質問(FAQ)
Q. OBSのノイズゲートは開放と閉鎖のどちらを高く設定しますか?
A. 開放しきい値を閉鎖しきい値より高い値にします。例えば開放-40dB・閉鎖-45dBです。ただしマイクのノイズ量や声量に応じて調整が必要です。
Q. マイクのdBFSはどこで確認できますか?
A. OBSの音声ミキサーに表示されるレベルメーターを確認します。無言時・普通の声・大声を、同じ入力ゲインのまま比較してください。
Q. ノイズゲートだけでキーボードの音を消せますか?
A. 無言時の打鍵音は抑えられる場合がありますが、話している間に入る音まで完全に取り除くことはできません。マイク位置の見直しやノイズ抑制も検討してください。
Q. コンプレッサーとリミッターは両方必要ですか?
A. 役割が異なります。コンプレッサーは声量差を整えるため、リミッターは急な大音量を抑えるために利用します。マイクや目的によっては必要なフィルターだけを使い、過度な処理を避けましょう。
Q. 診断結果を適用すれば音割れが直りますか?
A. 必ずしも直りません。入力段階で音が割れている場合はマイク本体やOS側の入力ゲインを下げる必要があります。診断結果は設定の開始目安なので、必ず録音・試聴して調整してください。