草・岩・樹木を、ランダム配置。
散布数と範囲を指定し、Blenderのジオメトリノードを組み立てるPythonコードを生成します。ポイントにインスタンス作成で軽量に配置します。
配置条件
値を変えると模式プレビューとPythonコードが自動更新されます。
散布プレビュー
上から見た2D模式図です。衝突検出や高さ調整は行いません。
Blenderコードを取得
Blender 4.2以降 / 5.x向け。Scripting → Text Editor → Open → Run Script で実行。既存のオブジェクトは削除しません。
Pythonコードを確認
Blenderで草・岩・樹木をまとめて配置する無料メーカー
Blenderで広い地面に草や岩を並べたいとき、オブジェクトを一つずつ複製して位置を調整するのは手間がかかります。このBlenderパーティクル・ジオメトリノード配置メーカーは、草・岩・樹木をイメージした簡易モデルを平面上に散布するためのBlender Pythonスクリプトを、ブラウザで設定して生成する無料ツールです。
散布数、配置範囲、サイズのばらつき、Z軸方向のランダム回転、乱数シードを指定できます。設定内容は上から見た2D模式プレビューに反映され、Blenderではジオメトリノードの「ポイントにインスタンス作成(Instance on Points)」を利用して配置します。旧パーティクルシステムの設定を変換するツールではありません。
使い方:設定からBlenderでの実行まで
- 形状を選ぶ:「草」「岩」「樹木」から、配置したい簡易モデルを選択します。実物の植物や高精細な岩石モデルではなく、配置テスト用の低ポリゴン形状です。
- 配置数と範囲を入力:配置数と、幅・奥行をメートル(m)で指定します。配置数は1〜2,500、幅と奥行はそれぞれ0.2〜500mの範囲で設定できます。
- 見た目のばらつきを調整:基本スケール、スケールのばらつき(%)、乱数シード、Z回転ランダムのON/OFFを設定します。
- プレビューを確認:数値を変更すると、散布点の2D表示と、散布点数・面積・参考密度が自動更新されます。点の重なりや立体形状の見た目はBlender側で確認してください。
- Pythonファイルを取得:「.pyファイルを保存」を押すか、生成コードをコピーします。コードの内容は画面上でも確認できます。
- Blenderで実行:Blenderの「Scripting」ワークスペースを開き、Text Editorから.pyファイルを読み込み「Run Script」で実行します。実行前には.blendファイルを保存しておきましょう。
スクリプトは既存のシーンを全削除せず、新しいコレクションに簡易モデルと散布用の点群を作成します。ただし、新規オブジェクトやノードを追加する処理なので、作業中のプロジェクトでは複製ファイルなどで試してください。生成コードの対象はBlender 4.2以降および5.xを想定しています。
散布数・範囲・密度の考え方
「配置数」は散布する点の数、「幅」「奥行」は点を置く長方形の範囲です。画面に表示する参考密度は、配置数 ÷(幅 × 奥行)で計算されます。例えば180点を幅12m・奥行8mの範囲に配置すると、面積は96m²、参考密度は約1.88点/m²です。
基本スケールを大きくすると簡易モデル全体が大きくなり、ばらつきを増やすと各インスタンスの大きさが不均一になります。Z回転ランダムは上から見た向きに変化を付ける設定です。乱数シードは散布位置の再現に使い、同じ設定とシードなら同じ配置パターンを得られるよう設計されています。比較するときは、シードを固定したまま散布数や範囲を変えると違いを確認しやすくなります。
ただし、点の密度は草の被覆率や岩同士の間隔を保証する値ではありません。大きなモデルや密度の高い設定では形状同士が重なる場合があります。2Dプレビューは点の位置関係を示す模式図であり、Blenderでの最終的な見た目や処理速度を再現するものではありません。
ジオメトリノードによる配置と旧パーティクルの違い
Blenderで「パーティクルを散布したい」と検索したとき、古い解説ではパーティクルシステムを利用した草の配置方法が紹介されている場合があります。本ツールが生成するのは、ジオメトリノードで点群に簡易モデルをインスタンス配置する方法です。生成されるノードをBlender側で確認できるため、散布の仕組みを学ぶ入り口としても使えます。
配置されるのはツールが作成する草・岩・樹木風の簡易プロキシで、手持ちの樹木モデルを読み込んで自動的に散布する機能はありません。また、起伏のある地形への追従、斜面の法線に沿った回転、オブジェクト間の衝突回避、旧パーティクル設定の移行には対応していません。背景用の配置ラフやジオメトリノードの試作として利用してください。
配置するときの注意点
最初は数十点程度の小さな設定でPythonスクリプトを実行し、問題がなければ散布数を増やすのがおすすめです。配置数が多いと、インスタンス方式でも表示や編集の負荷が増える場合があります。サイズの単位はメートルで指定するため、既存シーンのスケールとも整合するか確認してください。
このツールはブラウザで配置条件を決めてコードを出力するもので、WebページからBlenderを直接操作したり、生成結果の完成3Dデータをダウンロードしたりするものではありません。コードはBlender内で実行し、最終結果を必ず確認してください。
よくある質問(FAQ)
Blenderのパーティクルで草を散布するツールですか?
検索で使われる「パーティクル配置」に近い用途ですが、生成するのはジオメトリノードを使ったインスタンス配置です。旧パーティクルシステムの設定を作成・変換する機能ではありません。
自分で作った樹木や岩のモデルを散布できますか?
本ツールが自動生成するのは、草・岩・樹木風の簡易形状です。手持ちの高精細モデルを直接読み込んで散布する機能はありません。生成後にBlenderでノード構成を編集する場合は、元ファイルを保存してから作業してください。
配置が重なったり、地面から浮いたりすることはありますか?
あります。散布は長方形の平面上でランダムに行われ、衝突回避や起伏のある地形への追従は行いません。実際の配置と重なりはBlenderの3Dビューで確認してください。
配置数や範囲を変えるとPythonコードも更新されますか?
はい。入力値を変更すると2Dプレビュー、参考密度、Pythonコードが自動更新されます。コードをコピーまたは.pyファイルとして保存した後、Blender側で実行してください。
Pythonの知識がなくても使えますか?
入力値を指定するだけでコードを生成できるため、スクリプトを一から書く必要はありません。ただし、BlenderのScriptingワークスペースでファイルを開いて実行する操作は必要です。安全のため、作業ファイルを別名保存したうえで少数のモデルから試してください。