OBSゲーム音・マイク音量バランス診断
マイク・ゲーム・Discord通話・BGMのピーク値(dBFS)から、声の聞こえやすさと調整の順番を整理します。
本ツールはピーク値の差を比較します。ラウドネス(LUFS)や音源内容まで測定するものではありません。必ずテスト録画を視聴して微調整してください。
dBFS・ピーク値・クリッピングとは?
OBS音声メーターは0 dBFSがデジタル上限で、-12 dBFSは-24 dBFSより大きい音です。ピーク値は瞬間的に大きくなった部分の値です。値が0 dBFSに近づきすぎると音割れ(クリッピング)につながることがあります。
この診断は音源間の相対差に基づく目安で、体感音量は音声の種類やダイナミクスによって異なります。まずマイクの入力ゲインとソース側の音量を適切に調整し、最後にOBSのミキサーで調整してください。
音声データを取得・録音する機能はありません。入力値はブラウザ内で処理し、外部サーバーへ送信しません。
OBSのマイクとゲーム音、どちらが大きい? 音量バランスを確認
ゲーム実況中に「自分の声がゲーム音に埋もれる」「Discordの通話だけ大きい」「BGMが邪魔になる」と感じたことはありませんか。OBS音量バランス診断は、OBS Studioの音声ミキサーに表示される各音源のピーク値(dBFS)を比較し、どの音量から見直すとよいかを整理する無料ツールです。
マイク・ゲーム音・Discordなどの通話・BGMを対象に、実況・トーク中心、ゲーム中心(声あり)、雑談・通話中心の3スタイルから選べます。音声そのものを解析するのではなく、入力した数値の差を使って設定を調整する出発点を提案します。
使い方:OBS音声ミキサーのピーク値を入力する
1. OBSで各音源のメーターを確認
OBS Studioを開き、「音声ミキサー」でマイクに向かって普段どおり話し、ゲーム音や通話、BGMも実際の配信に近い状態で再生します。それぞれのメーターが大きく振れるときの値を、おおよそのピーク値(dBFS)として確認してください。
注意:入力するのはメーターの音量レベルです。ミキサーのフェーダーに表示される「0.0 dB」などの増減設定値とは違います。音源が一瞬だけ鳴った場合や静かな場面だけでは比較しにくいため、代表的なシーンで確認するのがおすすめです。
2. 配信スタイルと数値を入力
配信スタイルを選び、マイク・ゲーム音のピーク値を入力します。Discordなどの通話とBGMは、使う場合にだけ値を入力し、使わない場合は「使わない」を選択してください。入力できる数値は-60〜0 dBFSです。
3. 診断結果を確認
「バランスを診断」を押すと、音源ごとの入力値、マイクとのピーク差、確認する順番が表示されます。「結果をコピー」で内容をテキストとして控えられ、「初期値に戻す」で入力をリセットできます。
診断結果の見方と判定の仕組み
マイクとの差(dB)を比較する
例えばマイクが-12 dBFS、ゲーム音が-22 dBFSなら、ゲーム音のピークはマイクより10 dB低い状態です。数値が0に近いほど音声信号のピークは大きくなります。-10 dBFSは-20 dBFSよりも大きいピーク値です。
ツールは配信スタイルに合わせ、ゲーム音とBGMがマイクよりどの程度低いかを開始目安と比較します。Discordなどの通話はマイクとの差が概ね±5 dB以内かを確認します。目安から外れた場合は、対象の音源を上げ下げする方向を案内します。
ピークが0 dBFSに近いとき
マイクやその他の音源が0 dBFSに近づきすぎると、音割れ(クリッピング)のリスクが高まります。結果に警告が出たら、音量フェーダーだけでなく、マイクやオーディオインターフェース側の入力ゲインも確認してください。
具体例:実況配信で4つの音源を比べる
「実況・トーク中心」で、マイク-12 dBFS、ゲーム音-22 dBFS、Discord通話-16 dBFS、BGM-32 dBFSと入力する例です。
マイクとの差はゲーム音が10 dB、通話が4 dB、BGMが20 dB。この例では各音源のピーク差がツールの開始目安に収まるため、まずテスト録画で声が埋もれていないか、BGMや通話が自然に聞こえるかを確かめます。
一方、同じマイク-12 dBFSに対してゲーム音が-8 dBFSなら、ゲーム音のピークが声を上回ります。こうした場合、ゲーム音を下げる方向で調整し、再度メーターと録画を確認する流れが役立ちます。
快適な音量に仕上げるための注意点
ピーク値が適正でも、聴感上の音量が同じとは限りません。銃声など一瞬だけ大きいゲーム音と、持続するBGMや話し声では聞こえ方が異なります。このツールはLUFS(知覚上の平均的な音量感)を測定せず、実際の音を録音・再生する機能もありません。
診断後はOBSで短いテスト録画を行い、イヤホンとスピーカーの両方で、普段の声・大声・戦闘中・会話中などを聞き比べてください。ゲーム内の音量設定、Discord側のユーザー別音量、マイク入力ゲインを先に整えると、原因を切り分けやすくなります。入力値の判定はブラウザ内で行われ、音声ファイルを送信する必要はありません。
よくある質問(FAQ)
Q. OBSの「0.0 dB」をマイクの音量として入力してよいですか?
いいえ。フェーダーの0.0 dBは音量の増減設定であり、実際の音声ピークとは別です。音声ミキサーのメーターを見て、話しているときのピーク値(例:-12 dBFS)を入力してください。
Q. マイクとゲーム音のおすすめ音量差は何dBですか?
配信スタイルで目安が変わります。実況・トーク中心なら、このツールはゲーム音のピークをマイクより8〜15 dB低くする範囲を開始目安として使用します。ただしゲームの種類や声質で聞こえ方は変わるため、録画で確認してください。
Q. DiscordやBGMを使っていない場合は?
それぞれ「使わない」を選んでください。使用していない音源は比較から外し、マイクとゲーム音を中心に診断できます。
Q. 数値が問題なければ、そのまま配信しても大丈夫ですか?
診断はピーク差を比べた参考結果です。複数音源の重なり方、声の聞こえやすさ、クリッピングの有無までは保証できません。配信前にテスト録画して実際に聞くことをおすすめします。
Q. マイクの音が小さすぎる・音割れする場合は?
マイクと口の距離や、デバイス・オーディオインターフェースの入力ゲインを確認してください。特にピークが0 dBFSに近いときは、まず入力段階で音が飽和していないかを確認しましょう。