OBS 音ズレ補正計算
映像と音声のズレをフレーム数またはミリ秒で入力すると、OBSの同期オフセットへ入れる補正値の目安を計算します。
入力内容を変更すると、補正値が自動で更新されます。
OBSの「オーディオの詳細プロパティ → 同期オフセット(ms)」へ入力する目安です。実際の配信・録画を短くテストし、口の動きやクリック音などで微調整してください。
OBSの映像と音声のズレをmsへ変換する
OBSでゲーム実況や配信、録画をしていると、映像の動きに対して声やゲーム音が少し先に聞こえたり、逆に遅れて聞こえたりすることがあります。OBS AUDIO SYNC CALCULATORは、音声が早い・遅い方向と、ズレているフレーム数またはミリ秒を入力し、同期オフセットの目安をms単位で確認するための無料ツールです。
「60fpsで3フレームずれているけれど何msなのか分からない」「フレーム単位で確認した音ズレをOBSの設定値へ置き換えたい」といったときに、手計算せずその場で換算できます。
このツールでできること
- フレーム数から音ズレ時間をミリ秒へ換算
- ミリ秒からフレーム数の目安を確認
- 音声が映像より早いか、遅いかを指定して補正方向を確認
- 1フレームあたりの時間を表示
- 入力したフレームレートとズレ量をまとめて確認
フレームレートは23.976、24、25、29.97、30、50、59.94、60、120fpsから選択できます。映像編集や配信でよく使われる主要なフレームレートを切り替えながら比較できます。
使い方
- 「フレーム数から計算」または「ミリ秒から計算」を選びます。
- 音声が映像より早いのか、遅いのかを選択します。
- フレーム数から計算する場合は、録画や確認映像のフレームレートを選びます。
- 確認できたズレ量をフレーム数またはmsで入力します。
- 表示されたOBS SYNC OFFSETと、補正方向の案内を確認します。
結果は同期調整を始めるための目安です。設定後は短いテスト録画を行い、口の動き、手拍子、クリック音など映像と音が同時に発生するポイントを見ながら微調整してください。
フレーム数とミリ秒の関係
1フレームの長さはフレームレートによって変わります。計算の基本は1000 ÷ fpsです。たとえば60fpsでは1フレームがおよそ16.67msになるため、3フレームのズレは約50msです。
同じ3フレームのズレでも、30fpsなら1フレームがおよそ33.33msなので約100msになります。そのため、フレーム数から補正値を求める場合は、実際の映像と同じフレームレートを選ぶことが重要です。
具体的な計算例
60fpsの録画で、音声が映像より3フレーム早く聞こえる場合を考えます。60fpsでは1フレームがおよそ16.67msなので、3フレームは約50msです。このツールでは、音声を約50ms遅らせる方向の目安として+50msを表示します。
反対に、音声が映像より後に聞こえる場合は、入力したズレ量をもとに逆方向の補正目安を表示します。符号だけを見るのではなく、画面に表示される「音声を早める / 遅らせる」の案内も合わせて確認してください。
結果の見方
OBS SYNC OFFSETには、入力条件から計算した補正値の目安がmsで表示されます。あわせて、1フレームの時間、ズレをフレームへ換算した値、入力したfpsも確認できます。
音ズレは、キャプチャーデバイス、マイク、オーディオインターフェース、ゲーム機、PC負荷など環境によって発生量が変わることがあります。また、一定ではなく録画中に変化する場合もあるため、計算結果だけで完全な同期を保証するものではありません。最終的には実際の録画・配信環境で確認しながら調整してください。
こんなときに便利です
- OBS録画で口の動きとマイク音声が少しずれている
- キャプチャーボードの映像とゲーム音のタイミングを合わせたい
- 編集ソフトで確認した「数フレームのズレ」をmsへ換算したい
- 30fpsと60fpsで同じフレーム差が何msになるか比較したい
- 同期オフセット調整前の基準値をすばやく求めたい
注意事項
このツールは入力したフレームレートとズレ量を数値換算するための補助ツールです。実際の音声遅延は機器構成やソフトウェア設定によって異なるため、表示値は目安として利用してください。長時間録画で時間とともにズレが広がる場合は、単純な固定オフセットだけでは原因を解消できないことがあります。
FAQ
OBSの音ズレは何フレームから気にした方がよいですか?
感じ方や映像内容によって異なるため、一律の基準はありません。会話や口元が映る映像、クリック音や打撃音のように映像と音の発生タイミングが分かりやすい場面で確認するのがおすすめです。
60fpsで1フレームは何msですか?
約16.67msです。60fpsでは1秒を60フレームに分けるため、1000 ÷ 60で求められます。このツールでは選択したfpsに合わせて1フレームの時間を自動表示します。
フレーム数ではなくmsしか分からない場合も使えますか?
はい。「ミリ秒から計算」を選択すると、入力したmsをもとに補正値を確認し、選択したフレームレートで何フレーム程度に相当するかも表示できます。
計算した値を設定すれば必ず音ズレは直りますか?
必ず一致するとは限りません。表示値は入力したズレ量から求めた補正の目安です。設定後に短いテスト録画を行い、実際の映像と音声を確認しながら微調整してください。
録画の途中から少しずつ音ズレが大きくなる場合にも使えますか?
開始時点の固定的なズレを換算する用途には使えますが、時間経過とともにズレ量が増える現象は別の原因が関係している可能性があります。その場合は、固定オフセットだけでなく録画・音声設定や接続環境も確認してください。