栽培環境:地域未設定 × 栽培方法未設定(変更)
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点滴灌水の時間と水量をまとめて計算
畝長・点滴穴間隔・吐出量・株数・目標水量から、総吐出量と1回あたりの灌水時間を逆算します。
灌水条件を入力
このツールは作物ごとの適正水量を決めるものではありません。使用中のチューブ仕様と、自分で決めた目標水量を入力して換算してください。
点滴チューブの吐出量から、必要な灌水時間をまとめて計算
点滴灌水では、チューブの穴間隔や1穴あたりの吐出量、畝の長さや本数によって、同じ運転時間でも実際に流れる水量が変わります。このツールは、畝の長さ・畝数・1畝あたりのチューブ本数・点滴穴間隔・1穴あたり吐出量・株数・1株あたり目標水量・1日の灌水回数を入力して、点滴穴数、総吐出量、1日に必要な水量、1回あたりの灌水時間をまとめて計算する無料ツールです。
点滴チューブや灌水タイマーを使うときに、「この条件なら何分動かせばよいか」を、自分で設定した目標水量から換算できます。
このツールでできること
- 畝長・畝数・チューブ本数・穴間隔から点滴穴の総数を計算
- 点滴穴数と1穴あたり吐出量から、設備全体の総吐出量(L/h)を計算
- 株数と1株あたり目標水量から、1日に与えたい水量を計算
- 総吐出量と目標水量から、1日合計の灌水時間を換算
- 1日の灌水回数に応じて、1回あたりの運転時間を計算
作物ごとの適正水量を自動で決める機能ではありません。使用している点滴チューブの仕様と、自分で設定した目標水量を入力して使用します。
使い方
- 畝の長さと畝の本数を入力します。
- 1畝に敷設する点滴チューブの本数を入力します。
- チューブ仕様に合わせて点滴穴の間隔と1穴あたり吐出量(L/h)を入力します。
- 灌水対象の株数と、1株あたりに1日で与えたい目標水量(L/日)を入力します。
- 1日の灌水回数を入力し、1回あたりの灌水時間を確認します。
計算の仕組み
まず、畝の長さをcmへ換算して点滴穴間隔で割り、チューブ1本あたりの点滴穴数を求めます。このツールでは計算結果を切り捨てたあと1穴を加え、畝数とチューブ本数を掛けて設備全体の点滴穴数を算出します。
1本あたりの点滴穴数 = floor(畝長cm ÷ 穴間隔cm)+1
点滴穴総数 = 1本あたり点滴穴数 × 畝数 × 1畝あたりチューブ本数
次に、点滴穴総数へ1穴あたり吐出量を掛けて、1時間あたりの総吐出量を求めます。
総吐出量(L/h)= 点滴穴総数 × 1穴あたり吐出量
1日に必要な水量は、株数と1株あたり目標水量から計算します。その必要水量を総吐出量で割って時間へ換算し、さらに1日の灌水回数で割ることで1回あたりの運転時間を求めます。
1日の目標水量 = 株数 × 1株あたり目標水量
1日合計灌水時間(分)= 目標水量 ÷ 総吐出量 × 60
1回あたり灌水時間 = 1日合計灌水時間 ÷ 灌水回数
計算例:20mの畝を4本、30cm間隔の点滴チューブで灌水する場合
「畝長20m、畝4本、1畝あたりチューブ1本、穴間隔30cm、1穴あたり吐出量0.6L/h、240株、1株あたり目標水量0.5L/日、1日2回」で計算します。
20mは2,000cmなので、チューブ1本あたりの点滴穴数は floor(2,000÷30)+1=67穴です。4畝に1本ずつ敷設するため、点滴穴総数は268穴になります。
268穴×0.6L/hで、設備全体の総吐出量は160.8L/hです。一方、240株×0.5L/日なので、1日の目標水量は120Lです。
120Lを160.8L/hで与えるには、1日合計で約44.8分の運転が必要です。1日2回に分ける設定なら、1回あたり約22.4分が計算上の目安になります。
結果の見方
点滴穴数
入力した畝長、畝数、チューブ本数、穴間隔から求めた設備全体の点滴穴数です。実際の敷設位置やチューブ端部の取り方によって実数と異なる場合があるため、設置済み設備では実物の穴数も確認してください。
総吐出量
すべての点滴穴が入力した吐出量どおりに流れると仮定した場合の、1時間あたりの総水量です。単位はL/hです。
1日の目標水量
株数と1株あたり目標水量を掛けた値です。この数値はツールが作物から自動決定するものではなく、利用者が入力した目標値です。
1回あたりの灌水時間
1日分の目標水量を指定した回数に分けたときの、1回あたりの運転時間です。灌水タイマーを設定するときの換算目安として確認できます。
使用するときの注意点
この計算は、入力したチューブ仕様と目標水量をもとにした理論上の換算値です。実際の吐出量は、水圧、配管長、チューブの高低差、目詰まり、フィルターの状態、給水設備、製品仕様などによって変わることがあります。
また、実際に必要な水量は、作物・品種・生育段階・根域・土質・培地・天候・気温・施設条件などで変化します。このツールは適正灌水量を診断するものではないため、栽培基準や使用中の資材・設備仕様を確認し、必要に応じて実際の吐出量や土壌・培地の状態と照らし合わせて調整してください。
よくある質問
作物を選ぶと適正な水量を自動で設定できますか?
できません。このツールは作物別の推奨水量データを持たず、入力した「1株あたり目標水量」をもとに灌水時間へ換算します。
点滴チューブの吐出量はどこを見ればよいですか?
使用している点滴チューブやドリップチューブの製品仕様を確認し、1穴または1滴下口あたりの吐出量をL/hで入力してください。
1日3回に分けて灌水する場合も計算できますか?
できます。「1日の灌水回数」を3回にすると、1日合計の必要時間を3等分した1回あたりの時間を表示します。
実際に測った吐出量と計算結果が合わない場合は?
水圧や配管条件、目詰まりなどによって実際の吐出量が製品仕様と異なることがあります。実測値が分かる場合は、実際の1穴あたり吐出量に近い値を入力すると現場条件を反映しやすくなります。
スプリンクラーや散水チューブにも使えますか?
このツールは「点滴穴の数×1穴あたり吐出量」で総吐出量を計算する設計です。同じ考え方で表せない散水設備には、そのまま適用できません。